木村可鍛は、これまで大型自動車や建設機械用のブレーキ部品を中心に、ダクタイル鋳鉄及び可鍛鋳鉄を製造してまいりました。
原料には厳選したスクラップを使用し、鉄の温度管理や砂に含まれる水分管理を徹底することで、お客様にご納得いただける高品質な製品を製造しております。こうした努力により、大手ブレーキメーカーから「重要保安部品認定工場」として指定されたほか、「ISO9001」を取得するなど、品質への大きな信頼をいただくまでになりました。
また、定期的に設備の点検を行うことで品質の高さを安定させるとともに、不良品を減らす取り組みとして製品の全数点検を行うなど、品質の向上に全力を尽くしております。
鋳物は昔から身近な金属として親しまれており、いまも自動車や建設機械、ガス、水道など、生活に欠かせない素材として、多くの分野で活用されています。しかし、一口に鋳物といってもその形状や大きさは多種多様。一種類の鋳型からできる部品だけでは、一つの製品を組み上げることはできません。大小さまざまな部品がいくつも組み合わさることで、はじめて一つの製品が出来上がるのです。そのため、当社はお客様の幅広いご要望に、トータルに対応してまいりました。
そして現在、SPR株式会社との業務提携により、素材から加工まで一貫した生産が可能になり、今まで以上にお客様のニーズに対応できるようになっています。
今後も大きなものから小さなものまで、あらゆる部品の製造に取り組み、品質向上のための努力を続けてまいります。